こんばんは。
本日の進捗状況は
夏糸で、総レースのオーバースカートを編んでいます。
が、当日までに完成できるのかどうか怪しくなってきたので(←!)
今日はかわりに
避けて通れないパッケージングを開始しました。
モットーは「過剰にならず、わかりやすく、上品に。」(出来ているんだろうか・笑)
個包装するうえで、透明のOPP袋は本当なら避けたかったのですが、
商品をそのままむき出しの状態で展示しておくと、
ニット製品の性(サガ)と申しましょうか、
触り方によっては糸をひっかけてお品が台無しになってしまう可能性があることと、
透明な袋でないと中身が確認できないという理由で、
今回のイベントに限り、やむなく中身の見えるOPP袋を採用しました。
次回以降、もし出店することがあったら、直に触れるサンプルを用意して、
商品は紙包装にするなどプラスチック包装を使わない方針でいくつもりです。
OPP袋はポリプロピレン(PP)ですので、プラとしてリサイクルされます。
ご購入後は必ず、お住いの自治体で定められた方法でリサイクル処理してくださいね。
なぜこんな話をしているかいうと、
最近ちょっと海洋汚染を気にしています。
ご存知の通り、何年か前からプラスチックの海洋汚染の危険度について世界的な問題になっていて、
餓死したクジラやウミガメや海鳥のお腹から大量のビニールが出てきた!とか、
化粧品などに含まれるマイクロビーズ(マイクロプラスチック)が海へ流出して海洋中の汚染物質を吸着し、それをプランクトンが誤飲して巡り巡って人間の体内へ入る可能性がある!とか、
皆様もニュース等でお聞きになったことがあると思います。
「直接なら身体に安全だけれど、分解されて海に混ざったら危険」とか、
どんな罠だよ!
こんな罠は早々に対策をとらねばなりません。
かつて全世界で便利で安全なものとして使われていたフロンガスを使った商品を
「オゾン層を破壊する」という理由で一斉に駆逐できた人類ですから、
その気になればやれるはず。
人類・・・っていうか企業と国がその気になればすぐだと思うんだけどなぁ。
当時の指導者は立派でしたね。今は・・・うーん・・・。
プラ問題については欧米諸国では対応が早くて、
レジ袋(ビニール袋)の使用を禁止する法律まで出来ているそうです。
逆にアジア諸国は対応が遅くて、海洋へのプラごみ流出量も世界トップなのだとか。
日本はリサイクル率が高められているとはいえプラ使用の規制はありません。
要はプラゴミを海へ出さなきゃいいんじゃないの?と素人考えで思うんですが、
そう単純でもないらしく、
「適切にリサイクル処理しつつ、そもそもの使用量を減らす」ことが大事みたいです。
便利だからついつい使ってしまうプラスチック包装・プラスチック製品ですが、
我が家でもなるべく量を減らすべく、
まずは「買わない」「選ばない」努力を始めよう、と話していました。
お肉やお魚はトレイに乗ってるものじゃなく、量り売りで紙で包んで直接手渡しのものにするとか、うちからお皿持ってくとか(笑)
まるで昔の生活だよね、って家族で笑っていましたが、
現代の便利すぎる部分を昔のとおりに戻してみたら、
環境汚染は今よりもだいぶ軽くなるんじゃないかなぁという気がします。
とりあえず私が今すぐ出来るのは・・・
OPP包装は今回限りでおしまいにして、
ドリンクはペットボトル製品から完全卒業してマイボトルに一本化、
コンビニにもマイバッグ!
なんか可愛いの編もうかな♪
***
と、今日は軽く進捗状況をお伝えするつもりがこんなに長くなってしまいました。
興味のでた方は是非、「プラスチック」「海洋汚染」で検索してみてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
明日は・・・なにか完成したら更新します(笑)
また明日もお目に掛かれますように♪

“Cruelty-free handmade knitting for dolls.”
愛猫家のニット作家がドールサイズのお洋服を編んでいます。
ずっと優しい気持ちでいられるように、動物たちを傷つけない素材選びにこだわっています。